梧竹観音堂(三日月堂)
小城市三日月町金田
 書家中林梧竹が、明治41年建設したものである。観音像を安置しているのでこの名称がある。観音像のほかに、中林累代の位牌、旧鍋島公位牌、先人の位牌も安置している。旧佐賀藩主鍋島直大の筆による「題額」が掲げられている。観音堂に向かって左側の建物が梧竹村荘で、大正2年8月梧竹はここで87歳の生涯を閉じた。ここには、梧竹ゆかりの種々の品物や作品が保管されている。小城市重要文化財指定。
写真提供 小城市