阿蘇惟直(あそこれなお)の墓
天山山頂
 延元元年(1336)阿蘇大宮司惟直は、筑前多々良浜(たたらはま)の戦いで足利尊氏に破れ、落ちのびる途中、厳木天川で戦死した。地元の人々が哀れんで、阿蘇の煙が望見できる天山山頂に葬ったという。以前は小石を積んで築いた高さ3尺(91p)余の円形の塔であった。傍らに従者の墓と称する小塔があった。大正13年5月、晴田村青年会によって現在の塔が造立された。
写真提供 小城市